はじめに、本プロジェクトの到達点
自作携帯ゲーム機を作成 & 東方例大祭(コミケ)に出店し販売すること。 今までは消費者の立場で楽しんでいましたが、生産者の立場でも東方を楽しみたくなりプロジェクトをスタートしました。
いわゆる Switch のような 「ハードウェア」とドラクエのような「ソフトウェア」を一から作ることになります。 筆者は ドラクエ が好きなので、RPG を作っていきます。(何年かかるかな?)
ハードウェア構成
ハードウェアの外側(見た目)は、GBA や PSP を参考にして作ります。(また別の記事にて...) ハードウェアの内側、システムの中枢である CPU 部分や、液晶表示、音源などの機能は FPGA を使って構築していきます。
・FPGAについて https://www.digikey.jp/ja/blog/fpgas-101-a-beginners-guide?utm_adgroup=&utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=Dynamic%20Search_JP_Product_RLSA_Purchaser&utm_term=&productid=&gclid=CjwKCAjwwb6lBhBJEiwAbuVUSmVuZz4f2xGfXxbCioOzKmpzWahY3755NefqFGMF3LBYVq21x4ZL7xoCJK0QAvD_BwEwww.digikey.jp
FPGA は Efinix の Trion を使用します。安い!入手性が良い!低消費電力!という夢のようなデバイスです。 この FPGA にゴリゴリ機能を実装していくことになります。 www.efinixinc.com MCU 部分は、最近流行りの RISC-V Soc IP を使用します。(バグが多く厄介ですが...) Soc から各ブロックの設定を行ったり、レジスタ値から色々処理を行ったりします。 わざわざ ソフトコア CPU 使うなら Zynq でいいじゃないかと言われてしまいそうですが、 Zynq は性能を出そうと思ったら最低でも 6層基板だったり、多電源で設計難易度が高くなったりで個人制作では NG です。 その点 Trion だと IO電源 3.3V, コア電源 1.2V で動作するため Zynq よりも楽です。 コストも低くなるので懐にも優しいです。
おわりに
今回はブログ始めなのでここまで。 開発途中で詰まったところとか色々掲載していく予定です。